ブックメーカー、ブックメーカー方式とは何か(あとパリミュチュエル方式について)そして少しアービトラージについて
なんでや!さっきギャンブルのブログじゃないっていったやんけ!
ということで(どういうことだ)茶番は抜きにして解説していきたいと思います。ちなみにこちらのブログは、主にコンピュータ将棋について取り扱っております。
ブックメーカーというと、賭け屋、賭けの運営のことを指します。
終わり!ではなくて、ここから先はブックメーカー方式について話します。
基本的にこういう場合、運営が設ける仕組みは、
客が賭ける→賭けに勝った客にはお金を渡し、負けた客からはお金を取る
というのが基本です。特に、一部のギャンブルでは”必ず”、”どんな結果になろうとも”運営が儲けられるようになっている仕組みがあるのです。
同じ賭けでも、お金の流れに種類があります。~方式という名前がついています。今日は、その中で有名な二種類を紹介します。
パリミュチュエル方式
ブックメーカー方式(ブックメーキング方式)
といいます。
実際の賭けの流れで説明しましょう。
皆が各自のタイミングで賭けていくわけですが
パリミュチュエル方式では、賭けた時点で配当はまだ決まっていません。
この方式は、
全員が賭けたお金の中から、運営が一部を引いて、その後勝った人に分配する
というものだからです。これから賭ける人が増えたら、配当は変化します。
これはつまり、運営が必ず儲けられることを意味します。
(正確に言うと少し違って、全員が当たりに賭けた場合、配当は1倍以上という日本での決まりから、全員に1倍のお金を払い戻す必要が出てきます。こうなると、賭けを主宰する人たちの儲けはゼロです。)
勿論、運営するのに色々経費がかかるのでその限りではありませんけどね。
日本の競馬ではこの方式が使われているらしいです。
さて、ブックメーカー方式ではどうでしょう。こちらも配当は段々変化しますが、少し違うところがあります。買った時点で、その人の配当は固定(買ったときに配当が表示されていて、その配当がそのまま買ったときに払われる)だということです。
変化するというのは、買う時間によって、運営が変えるということです。
例えば、「一時間で2倍のやつが100枚も売れちゃったけど、このままこれが売れ続けて皆に配当を払うことになると赤字だ…」ということになったら、その次の人からは違う配当で売るのです。
こちらは賭けの主催者が試行錯誤して、適切に配当を決めます。うっかりすると赤字になってしまうからです。
ブックメーカー方式で裏技っぽいことをする人たち
ブックメーカー方式では、様々な賭け屋が、別々の配当を設定しています。
そこで、AチームとBチームが対戦することに賭けるとします。
賭け屋ーあ
Aチーム 2.0倍
Bチーム 1.2倍
賭け屋ーい
Aチーム 1.1倍
Bチーム 2.1倍
という配当を発表していたとしましょう。
賭け屋ーあ
1万円分、Aチームを買う
賭け屋ーい
1万円分、Bチームを買う
としたらどうなるでしょう。
Aチームが勝つ
賭け屋ーあ
から2万円。利益なし
Bチームが勝つ
賭け屋ーい
から2万1000円
これは…絶対に損をしないじゃないか!?
これはアービトラージと言われている賭け方です(多分)
みたいなことを考える人たちが居ます。実際、賭けをやってるところは沢山あるので、探しまくればどっかでこういう組み合わせを見つけることもあるでしょう。探しまくってどこかでドカンとお金を賭けたら、それで大儲け!?
とまぁ、そんなうまい話には裏がありますね。
そもそもそんな美味しい組み合わせが探せないだろ!
とか(まぁ実は、ブックメーカー方式で賭けをやってるところって、イギリスで多いみたいです。政府公認の賭け場もたくさん、、1000の単位であって…それぞれ配当が違うと。情報収集をする環境を整えればもしかして…?)
と、ここまで言っても、早とちりしないでくださいね。儲からないんだって話が結論なんですから最後まで聞いて下さい。数字で騙されないためにも、こういう実例を知っておくのは重要です。
まず、賭けの配当が時間で変わること。理論上、瞬間的に賭ければ勝てるわけですが、瞬間的に賭けるのは無理。お金の入金とか色々。
賭け場まで走るのは無理だから、オンラインになるでしょう。
色々なところにアカウント作って、入金の手間を考えて事前に振り込んで…無理だ!手間もかかりすぎるしいろんなところに分散してお金を入れておくなんて、お金もじゃないんだからむりでしょ!
次
勝ちすぎたら追い出される(知らんけど)
最後。重要
注文が勝手に取り消されることがある。らしい
まぁ、そういうことです。儲からないらしいよってね。