rewritemath's blog

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2017-03-09から1日間の記事一覧

将棋の手番で、先手の有利さはどのくらい?

プロ棋戦のデータ wikipediaによると、先手の勝率が基本的には良いということがわかる。以下にその引用を載せている。 全体を通じてみると、勝率は53%程だと思っていいだろう。 先手がゲームとして有利を意味するかどうかとは別のことであるが。(研究量の問…

将棋ソフト開発の歴史

BONANZA以前 将棋のルールを記述して、そのルールどおりに動くソフトの発明 手筋、定跡をを記述して学習する手法が主流 探索部は、深く、選択した局面を探索。選択する局面ももちろん手入力が元となっている BONANZA 機械学習の導入(プロの棋譜を評価する形…

レーティングの仕組み(主に将棋について)を解説する

数学的に難しい話になってしまうので、あまり分かりやすい説明は出来ていないと思うのですが… 基礎的な、現状の話 将棋のレーティングは基本的に、イロレーティングが用いられています。物理学者のイロ氏が提唱したことに始まります。 ところでこのレーティ…

将棋ソフトってどんな高速化の工夫がされているの?

近年の将棋ソフトは高速化のための命令がたくさんあって、選ぶのが面倒ですね。説明しておかなければ混乱する人も多いでしょうから、説明しておきます。 高速化とはなんだ 高速化とは、将棋ソフトの世界では基本的に、探索の速度の高速化のことをいいます。 …

将棋ソフトの使い方、ファイル名編

将棋ソフトのファイルは大きく分けて、 book eval engine gui の4つに分けることができます bookファイル 定跡のファイルです。これがないと、定跡を使えません。拡張子は、.bin,.dbが主流だと思います。他にもあったかもしれないけど忘れた。 eval 評価関数…

将棋ソフト、詰むのに詰まさない時、バグとは限りませんよ

このソフト、詰みチェックしたらきちんと詰んでるのに、詰まさないやん!弱いの? とか、このソフトは詰みが読みきれない時があるから弱いでござる(笑) とか、これくらいの詰み、詰みチェックにかければ一瞬で詰むのに、なんで詰まさないんや?バグ? とか…

エヴェレットの多世界解釈の解説

量子力学の観測についての解釈の一つ。人は、物体をを観測する時、主に光の反射でそこにものがあることを知ることができる。これは、機械にとっても同じだ。もっと細かく見れば、光子という光の粒をぶつけて、それが帰ってくればそこに物があることになる。…

多世界解釈による、『君の名は』の考察、解釈

今後連載として書いていくことになるので、更新をちょくちょく待っていて欲しい。 以下にて、更新情報を残すのでお待ち下さい。 https://twitter.com/ritomath01_05?s=09 第一回は、エヴェレットの多世界解釈の解説である。ということで次の記事がそれになる…