やねうら王からはじめるコンピュータ将棋ライフ-Part3-やねうら王を動かそう
前回、前々回の記事で手に入れた物を、とりあえず一つのフォルダに入れて下さい。フォルダの場所は好きなところでいいんですが、将棋所のファイルの下あたりに入れて置くと後々便利なので、今回はそうして下さい。
注意。この情報は2016-late時点でのものです。それ以降の物を使う方は、2016~のところをお使いのものの名前だと思って見て下さい。
こんな感じにできました?じゃあ、やねうら王のファイルを、Engineの中に入れてください。
こうなったと思います。
で、やねうら王のファイルの中身はこうなっていると思います。こうなっていなかったらとりあえずこうしてください。
やねうら王の説明はこんな感じなんですけど(一部今回の目的で必要のないところは省略)
YaneuraOu-2016-late.exe : やねうら王2016 Late本体
eval/KK_synthesized.bin : 3駒関係の評価関数で用いるファイル(KK)
eval/KKP_synthesized.bin : 3駒関係の評価関数で用いるファイル(KKP)
eval/KPP_synthesized.bin : 3駒関係の評価関数で用いるファイル(KPP)
こういう状態にするにはどうするかというところから丁寧に説明しますね。
まず、”eval”という名前のファイルを作ります。
こうですね。
次に、ShinYane20161010の中身のこれ
を、右クリックして、切り取りします。
貼り付け先はevalファイルの中です。
こうなったはずです。
準備完了です。おめでとうございます。あとはエンジン登録するだけです。
将棋所を起動して下さい。左上のメニューから、対局→エンジン管理→追加
の順にクリック。
やねうら王のファイルの中の、YaneuraOu-2016-lateを登録してください。
エンジンが登録できたら成功です。
登録したエンジンの使い方は
からどうぞ。
お疲れ様でした。
次の記事では、定跡について説明します。